may’s blog

20年いたヅカ沼を抜け出したと思ったら、図書館経由でV6沼に転がり堕ちた人。そして今はバレーボール熱が再燃中。

体育館メモ

Vリーグ2019-20で行った体育館のメモ。(写真は後程)
 
墨田区総合体育館(HG:FC東京
【アクセス】
 JR錦糸町駅から徒歩3分程度。

【上履き】
 不要。

【入場待機列】
 アリーナとスタンドで別。
 
【チーム受付】
 建物2階の正面入口。

【リストバンド】
 なし。

【HG応援グッズ配布】
 なし。

【椅子】
 アリーナもスタンドも背もたれあり。
 硬めでひんやり。携帯クッション必要。

 【観やすさ】
 ・アリーナA列は段差なし。
  選手の腰から上しか見えない。最悪。
 ・アリーナエンドはパイプ椅子で段差なし?
 ・スタンド最後列でも充分近い。

 【お手洗い】
 ・スタンドは両サイドにあり。
  アリーナは片側のみ?個室は各8個くらい。
 ・建物2階は個室3個。

 【飲食】
 ・2試合の時はスタンド席に簡易売店あり。
  ただし、第一試合終了まで(多分)。
 ・建物2階のカフェは提供までに時間がかかる。
  ボリューミー。ドギーバッグもらえる。

【その他】
 ・入口手前側が主審。 
 ・アリーナが建物3階、スタンドが4階にあたる。
  合間に外に出るのはちょっと面倒。


大田区総合体育館(HG:サントリーサンバーズ
【アクセス】
 京急梅屋敷駅から徒歩4分程度。

 【上履き】
 不要。

 【観やすさ】
 ・段差があって観やすい。
 ・アリーナエンド1-2列目は潰してる?
  3列目(多分)がアリーナ最前。

【椅子】
 ・サイドのアリーナ席と、エンド全部(多分)は
  背もたれ無し。座面は横も縦も狭いし硬い。
 ・携帯クッションひとつだとお尻が地獄。
 ・スタンドは背もたれあり。幅もそこそこ。

 【お手洗い】
 東西に個室10個以上。
 ただし各試合終了後、東側は使用不可。

 【リストバンド】
 なし。

 【HG応援グッズ配布】
 入場時にスティックバルーン配布。

 【チーム受付】
 正面入口向かい。

 【飲食】
 中に特設売店あり。

 【その他】
 サントリーHGの指定席特典のドリンクは、
 ビール・サワー・お茶。

 
○アスティとくしま(HG:ジェイテクトSTINGS
【アクセス】
 ・JR徳島駅からバスで約15分。
  30分に1本。増便されるので並べば乗れる。
 ・バス停(文理大学前)から会場は徒歩3分。
 ・帰りは第一試合(HG)後は増便していたけど、
  第二試合終了後はなし。道路が混んでいて
  バスが来るのが10分以上遅れた上、
  並んだ人の3分の1も乗れなかった。
 ・最寄りのJR阿波富田駅まで徒歩20分。
  JRは30分に1本なので時間注意。
 ・バスも電車も電子マネー不可。

【上履き】
 不要。

 【入場待機列】
 並んでいないので不明。

 【チーム受付】
 ・ジェイテクトは体育館入口手前右側のテント。
 ・他は体育館改札手前の右側にテーブル。

 【リストバンド】
 紙製で取れそう。
 ぴったり目に巻いてもらった方が良い。

 【HG応援グッズ配布】
 なし。

 【椅子】
 ・アリーナはふっかふか。携帯クッション不要。
  2試合観ても、腰もお尻も余裕。
 ・スタンドは不明。

 【観やすさ】
 ・アリーナサイドは前列も後列も超観やすい。
 ・アリーナエンドの段差は緩め?な印象。

 【お手洗い】
 正面左右にあり。個室が多くて最高。
 特に左が多くて、全然並ばない。

 【飲食】
 中に常設売店と特設売店、外にワゴン販売あり。

 【その他】
 ・入口手前側が主審。
 ・座席の表示が少しわかりづらい。
 ・Vチケでチケット購入する時も、方向が逆?
  なのか、席を選ぶのが難しかった。
 ・コート上でのJTのウォーミングアップあり。


沖縄市体育館(HG:パナソニックパンサーズ
【アクセス】
 ・沖縄南ICから5分くらい。
 ・園田だと15分程度。帰りは登り坂。

 【上履き】
 不要。

 【入場待機列】
 並んでいないので不明。

 【チーム受付】
 体育館入口向かいにテント。

 【リストバンド】
 しっかりしているので、外すのが大変。
 プラチナ&ゴールドはハサミで切らないと無理。

【HG応援グッズ配布】
 入場受付時にハリセン配布。

 【椅子】
 ・アリーナ席はパイプ椅子。後半は少し疲れた。
  携帯クッションあった方が良いかも。
 ・スタンドは不明。

【観やすさ】
 段差があるので、どの席でも観やすそう。

 【お手洗い】
 ・正面右側は個室10個程度あるけれど、
  試合終了後(第一も第二も)は使用不可。
 ・左側は個室6個。こちらは終了後も使える。

 【飲食】
 中に特設売店あり。

 【その他】
 ・入口奥側が主審。 
 ・HPにある体育館の東西南北の表示と、
  チケットの座席番号の東西南北の表示が逆。
 ・ゴールドシート特典は、座席に貼られている
  シールを外の受付に持って行って受取。


○パークアリーナ小牧(HG:ウルフドッグス名古屋)
【アクセス】
 ・シャトルバスあり。定員約50人。
  名鉄小牧駅⇔体育館は10~15分。
 ・往路は30分ごと。各時刻1台のみ(多分)。
 ・復路は第二試合終了後は4便(HGでなくても)。
  試合終了15分後~と案内があるけれど、
  1.2便はいっぱいになり次第出発。
  2台で回しているので、3.4便目は待つ。

 【上履き】
 ・不要。
 ・コート開放があるので、体験したい場合は
  あった方が良い(靴下でも大丈夫そう)。

 【入場待機列】
 アリーナもスタンドも自由席も指定席も一緒。
 (WD会員の席?だけ別)

 【チーム受付】
 ・ウルフドッグスは体育館入口手前左側。
 ・他は体育館入口に向かう階段の手前にテント。

 【リストバンド】
 軽く引っ張っても取れないけど、引きちぎれる。

 【HG応援グッズ配布】
 なし。

 【椅子】
 アリーナもスタンドも柔らかめ。
 携帯クッション不要。ただし座面が若干低め? 
 2試合観ると、足が少し疲れる。

【観やすさ】
 ・全体的に段差があるので観やすい。
 ・スタンド最前列は、座高や位置によっては、
  ガラスの上のバーが多少かぶる。
 ・アリーナエンドは前の通路が広くて遠い。
 ・スタンドエンドは、距離を感じなくて観やすい。
 ・ベンチ側ネット寄りのアリーナなしで残念。

【お手洗い】
 ・スタンドのお手洗いは奥のみ。個室6個。
 ・アリーナのお手洗いはたくさん。
 ・どのお手洗いも半分は和式。洋服注意。
 ・開場前でも、入口向かいの扉から階段を降りた
  1階のお手洗いを使える。

 【飲食】
 ・会場内に売店なし。外にテントとキッチンカー。
 ・道路挟んだ向かいにファミマと喫茶店
 ・アリーナは客席での食事不可(飲み物はOK)。
  スタンドは飲食可。ゴミ箱あり。
 ・室内のフリースペースあり。

 【その他】
 ・入口右側が主審。
 ・コートサイド以外は全部自由席。
 ・入場した階はスタンド。
  アリーナは入って右側の階段を降りた下の階。
 ・スタンドの奥にキッズスペースあり。
 ・コート上でのJTのウォーミングアップなし。


○ジップアリーナ岡山(HG:JTサンダーズ広島)
【アクセス】
 JR岡山駅から徒歩20分。大通り沿いなので簡単。

【上履き】
 不要。

 【入場待機列】
 アリーナとスタンドで別。

【チーム受付】
 入口右側にテーブル。

 【リストバンド】
 なし。

 【HG応援グッズ配布】
 入場時にハリセン配布。
 配っていない時は、入場して目の前奥の
 テーブルに積まれている。

【椅子】
 ・アリーナサイドはベンチで背もたれ無し。
  横も縦も広めなので、大田よりはマシ。
 ・SS・S・アリーナエンドはパイプ椅子。
  きちきちに並べてるので狭い。

 【観やすさ】
 ・アリーナS席2列目は段差無しで超観づらい。
 ・それ以外は全体的に段差があるので観やすそう。

【お手洗い】
 アリーナのお手洗いは個室10個以上。

【飲食】
 ・建物内に売店と自販機はあるけれど、
  構造上、一旦退場扱いになる。
  第一試合終了後は出待ちに巻き込まれるので、
  時間をズラした方が良い。
 ・外に特設売店&食事スペースあり。
 ・アリーナは客席での食事不可(飲み物はOK)。
  スタンドは飲食可。
 ・1階ロビーにベンチあり。

【その他】
 ・入口左側が主審。
 ・アリーナエンドは自由席。
 ・コート上でのJTのウォーミングアップなし。


エフピコアリーナふくやま(ファイナル)
【アクセス】
 ・JR福山駅からバスで10分程度。
 ・徒歩は約40分弱。大通りをまっすぐなので簡単。

 【上履き】
 不要。

 【入場待機列】
 自由席と指定席で別。川沿いなので風が冷たい。

 【チーム受付】
 体育館の隣の建物。

 【リストバンド】
 なし。

 【HG応援グッズ配布】
 ―

 【椅子】
 ・アリーナは背もたれあり。硬めでひんやり。
 ・スタンドは不明。

 【観やすさ】
 段差が高めだし、こじんまりとしていて、
 どの席でも観やすそう。

 【お手洗い】
 手前と奥にあり。奥は個室10個くらい。
 手前は不明。

 【飲食】
 ・外に特設売店あり。
 ・中で特産品(お菓子とグラスワイン)販売あり。
 ・奥の扉の向こうに休憩スペースあり。

 【その他】
 ・入口右側が主審。
 ・コート上でのウォーミングアップなし。


居心地がよくて気に入ったのは、アスティとくしまとパークアリーナ小牧。アクセスは良くないけど……。来シーズンもタイミングが合えば行きたいな。

バレーボール沼に舞い戻ってきた話

まさか約25年経って、またバレーボールにハマるとは……

バルセロナオリンピックのバレーボールをTVで見てハマり、月刊バレーボールとバレーボールマガジンを毎号買ったり、観戦に行ったりしてた中高時代。

が、忘れもしない1995年のワールドカップ。初代イメージキャラクターが登場したことにより、会場の雰囲気がこれまでとガラッと変わってしまい……*1。それがイヤだったのと、この頃に宝塚にだいぶハマっていたこともあり、バレーから離れてしまって。

その後はTVでやってればたまーに見るものの、ハマるまではいかず。過去にバレーファンだったこともすっかり忘れてた2019夏。

友だちに「オリンピックのチケット申し込もうよ」と言われて。正直まったく興味がなかったけど、じゃあ折角だからと言われるままに申し込んだら、私の申込分の女子バレーが当選。無欲の勝利!?

そういえばルールとか変わってるよね。リベロって聞いたことはあるけど、結局何する人?というような状態だったので、予習と称してワールドカップ2019女子を見始めたらとっても面白くて。試合のある日は定時ダッシュで帰宅してTV観戦。

女子が終わり、男子……はいいかなと思いつつ、でも一応見ておくかと見始めたら、初戦イタリア戦でのあの石川祐希選手のバックアタックと見せかけてのトスからの、西田有志くんのスパイクにノックアウトされ。やっぱり試合のある日は定時ダッシュの日々。

でも特に誰かにハマったというわけではなく、全体の熱にハマってるという感じだったんだけど……。副音声*2で小野寺太志くんが広島に来てからツイストパーマかけたとか、インスタのフォロワーが増えて喜んでいるとかいう情報を聞くうちに、小野寺くんを認識し始めたら、時々見せるドヤ顔が段々クセになってきて。その時はまだ面白がってたはずなのに……

広島でのヒーローインタビューでの、あのふにゃっとした笑顔に撃ち抜かれてしまって。そのインタビューの録画を残そうか悩んだんだけど、残したら確実にハマるだろうと怖くなって消しちゃったんだよな。消しても結局こんなにハマったんだから、消すなよ>自分

でもハマったと実感したのがカナダ戦だったので、プレーの印象がほとんどなくて……*3。となると、戦ってる姿を見たい。よし、Vリーグだ!と、なるよね。現段階ではJT戦はまだ生で観れてないけど(近々観に行く)。東京での試合は2回観に行ったし、毎週DAZN・V.TV・GAORAで試合の配信を見たりと、すっかりバレー沼に舞い戻りました。

*1:「なんだよこの歌は💢」と思っていたのに、20年後にそのグループにどハマりし、今ではその歌でフッフー!とかやってるのは、また別のお話(笑)。

*2:バレー素人のジャニーズWESTくんたちが素朴な質問をいっぱいしてくれたので、ルールが色々変わっててパニックだった出戻りファンにもとてもありがたかった。

*3:11月現在、フジテレビNEXTに加入して再放送を観戦中

「カノトイハナサガモノラ」グローブ座当日券記録。

グローブ座は当日券枚数が多いので割と取れると聞いてチャレンジしてみたら、前半は案外あっさり取れた上、中毒性の高い公演だったので調子に乗って取りまくってしまった人の記録。

1.初日1回  12:56 46番 1階G列3番(P)
2.平日2回夜 12:28 12番 1階L列22番
3.土曜2回夜 13:28 44番 1階I列27番(P)
4.土曜2回昼 12:23 15番 1階N列24番
5.土曜2回夜 14:50 74番 1階O列3番(A席)
6.平日2回夜 13:51 46番 1階J列26番(補助席)
7.平日2回夜 14:54 92番 1階D列25番
8.土曜2回昼 14:45 C1番 1階D列10番
9.土曜2回夜 14:52 C4番 1階N列39番
10.平日2回夜 13:24 60番 1階O列4番(A席)

※左から、日時、電話が繋がった時間、整理番号(C=キャンセル待ち)、座席番号(P=パイプ椅子)

前日12:00~15:00受付。おそらく3~4人体制。1人4~5分。繋がる時間で整理番号が大体予測できたので(2回公演は昼公演希望に偏りがちだった模様)、公演前半は狙った時間にかけて大抵15分以内で繋がっていた。後半は繋がりにくかったけど、電話して繋がらなかった日はなかった。

初日の当日券は100枚以上。他の日も80~90枚は出ていたと思われる。1回公演は早い段階からキャンセル待ちが出ていたようだけど、2回公演でキャンセル待ちが出たのは最後の土曜以降じゃないかなと。

受付に間に合わない人がいたり、できるだけ全員入れようと見切れ席などで調整されているようなので、同じ番号でも同じ席が来るとは限らない。確実なのは1~14番は1階L列11~24番。

当日は開演約1時間20分前から受付開始。係員さんに整理番号と名前、本人確認書類を提示して待機エリアへ。1時間前に来ていない場合、番号無効で最後尾に。20分前までに来なかったらキャンセル。ちなみに受付後は一切エリア外に出られないので注意。

エリア内では指示に従って番号順に整列。2ヶ所の窓口を使用する場合、自分より後の番号の人が別の窓口で先に購入となる場合もあるけれど、番号と名前と席番は紐付けられているので、購入順で前後することはないとのこと。窓口では本人確認書類を提出(口頭での番号や名前は不要)。座席・席種は選べない。支払は現金のみ。購入後はそのまま入場。

40番台くらいまでは開演30分前までにチケット購入できる。5の74番は最後から8人目で開演7分前。7の92番はラストだけど、受付時間に遅れた3人が後ろにいたので実質最後から4人目で開演5分前。

キャンセル待ちは開演約30分前から受付開始。20分前に来ていない場合、番号無効で最後尾に。流れは当日券と一緒。

ちなみにパイプ椅子は案外座りやすくて、腰痛持ちでも2時間大丈夫だった。座面が通常の座席より高いので視界良好(真後ろは段上がりのM列なので、座高はそこまで気にしなくても大丈夫そう)。ただし前の席との空間が狭いので、脚は結構ツラい。とにかく狭いので、パイプ椅子もしくは本来の端席のどちらかが体格の良い人だったらキビしそう。

補助席は座面が高め。置かれている場所は後ろとの段差が少ない所なので、少し後ろの方を気にしてあげてほしい。前の補助席の方が大きくて一部見えない時があったので、自分が補助席の時は出来るだけ沈んだよ・・・

あくまで自分用の記録なので、ご参考まで。

 

以下、舞台ネタバレあり。

今回は担当ごとにいわゆる良席は全然違ったと思うけど、坂本担的に最高だったのは1階N列24番(通路側ではないけれど、目の前が下手通路だったので、坂本さんが私に向かって歩いてくる!!という状況)と、1階O列3.4番(見切れ席だけど、坂本さんはほぼ見切れない)(下手箱に座っている時の表情は全然見えないけど、耳から頬をガン見できるので無問題)(なにより、デスであおりに来て目を合わせてくれる)(ラスト曲の時も下手側をきっちり向いてくれる)(はける時もわざわざ目線くれる)(そんな最高な席なのに、なんとA席!!坂本担的にはSS席の価値があったよ!!)(でも確かにこれが「戸惑いの惑星」だったら舞台半分以上見えなかっただろうから、A席設定は納得)。1階D列10番は真横を通ってくれるので、GETした時は震えたけど、緊張しすぎて記憶がない(苦笑)。


大阪ドラマシティの当日券が取れたので追記。

・平日1回 12:37 11番 1列12番

この日は前の番号が1人来ず。「スピーカーが目の前なので、音が大きかったり、観づらいです」と言われたけど、見切れは全くないどころか坂本担的にめちゃくちゃ良い席だった!!確かに音は最初はビックリしたけど、すぐ慣れる。

繋がった時間と番号から推察するに、大阪分の電話対応は1人だった模様。道理で全然繋がらないわけだ……。Twitterによると、当日券は15番まで?とキャンセル待ちが20番まで?キャンセル待ちはグローブ座と違って本当にキャンセル待ちなので、入れない可能性も高い模様。

DCの当日券はヤバいと聞いてはいたけれど、本当にヤバかったので、今後もあるなら絶対にチャレンジしたい。

「TOP HAT」観劇記録

思ったよりチケットを確保できてしまってどうしよう……なんて思っていた過去の自分に「その倍の回数観劇することになるよ」と言っても信じないだろうな……なんて。そんなわけで、どハマりしました「TOP HAT」。宝塚以外で二桁観劇なんて初めてかも。

 

www.tophat-musical.jp

 

本人が後で思い出すための記録なので、読んだ方に伝わるようには書いていません。そして基本「可愛い」「ヤバい」「すごい」しか書いていない(苦笑)。

 

・オーバーチュアの時点でテンション上がる♪
・「Puttin’ on the Ritz」の後ろ向き板付きがとっても素敵なんだけど、
 1階サイドだと角度的にダンサーさん達とかぶって観づらかったのが残念。
・アンサンブル男性陣は割と年齢差がありそうな感じだったんだけど、
 膝を上げてがしがし踊っているお兄さん組を観るとニヤニヤしちゃう。
サッカレー・クラブの並びが上手から三井・坂本・斎藤で私得☆
・「あいつこんなことしてたぞ(怒)」とタップの真似する斎藤さん。
・なにせダンサーさんだから、崩していてもサマになってしまうのはご愛敬。
・ベイツさんにタイを褒められて、上着も受け取ってもらえた時の笑顔が可愛すぎる。
・そしてベイツさんがいる間は背筋をしゃんと伸ばして座っているのも可愛い。
・「No Strings」の歌の入りが自然すぎて毎回ビックリ。
・いつの間に歌に入ってたの??って。
・プシュー!の時に上がる左足が超可愛い。
・要するに坂本昌行は可愛い(真顔)。
・東京初日翌日~東京千秋楽~大阪と、タップの聞こえる音がどんどん増えていって。
・進化し続ける47歳すごい。
・ハッティーになりたい。
・怒って電話してる多部ちゃん、my楽で初めて見れた(遅)。かっわ!!
・「言ってないわねぇ」で溶けて、下まで滑り落ちるのが一番好き。
・手足が長すぎるテディベアみたい。シュタイフさんで売り出してほしい。
・煙草を口に咥えて静止した時、顎が出すぎてて。マサ引っ込めて!ってなる(笑)。
・「Sand Dance」では手足の長さが生かされていて。素敵。
・最後のポーズで左肩をクイって上げたのを見て、ひゃぁ!!ってなったんだけど、
 その後は見れてないんだよねぇ。振付ではなかったのかな!?
・ホテル前でのメイド岡本さんのはっちゃけダンスは要チェック。
・脇坂さんのラインと踊り方が素敵。しかも声も綺麗~~。
・蹄鉄型のお花を見ての「ああ!」が無性に好き。
・チップでマッチを点けてからの、あの「おはよう」はズルい。
・「I’m Putting All My Eggs in One Basket」の甘すぎる歌声の合間の訛りもズルい。
・♪あ~~ふれる~ほどのあーーーーいをーーーー
・坂本さんの「あ」の音は本当に丸くて優しくて良いよね。
・馬車で揺られながらニコニコしてる多部ちゃんの可愛さヤバい。
・下手一番端の注釈付き席からは、歌う坂本さんの顔を正面から見られて。

・坂本さんデレッデレだし、そんな坂本さんに私はデレッデレ。
・しかしあの馬車~公園までの一連は、ほんとただのストーカーだから(怖)。
坂本昌行じゃなかったら許されないからね!
・「Isn’t This a Lovely Day」で段々ジェリーのペースに巻き込まれるデイル超可愛い。
・ここの前半は2人のタップの音が雨音のように聞こえた。
・後半ショーアップされてからは、2人のダンスが可愛くて可愛くて。
・振付もとってもオシャレで可愛いんだよね~。
・屋根から手を出して、その雨をはらったり。水溜まりを蹴ってみたり。
・2人が向かい合って手を押してシェネシェネ外巻きクルッ、がすごく好き。
・・・・なんだけど、東京で記憶していた画と、大阪で観た画が違ったんだよね。
・東京と大阪で回る方向変えたりした??
・多部ちゃんの「You’re Easy to Dance With」、むっちゃくちゃ可愛い。
・不思議な動きもいっぱいしてるけど(シッ)(笑)、とにかく可愛い。
・平手打ち云々は突っ込みどころ満載(苦笑)。
・ホテルスタッフさん、ジェリーの顔を見てたよね?
・っていうか、それなりのお客様の顔と名前を憶えていないとかありえなくない??
・でも最終的にベイツさんでちゃんと落ちるのはお見事。
・ベディーニさん、口元だけで作る笑顔が気持ち悪くて最高。
・でもこれ、舞台奥側にいる方にしかしないから、客席側ではよく見えなくて残念。
・リハーサルに行くの行かないのでわいわいしていても、
「他のキャストが死ぬほど君に会いたがっている」でニコってするの素敵。
サッカレー・クラブの人たちに自分のショーが気に入られていないんじゃないか、
 というジョークも、本当に自分のショーに自信があるから言えることで。
・あ、あとホテルスタッフさんへの態度とか見ても、スターなんだよね。
・黒燕尾の素敵な背中と、鏡の中の素敵なお顔をいっぺんに見られる幸せ。
Twitterで「燕尾服の時にああやって座ることを初めて知った」という呟きを見て、
 知らないことに驚いたけど、そうだよね。宝塚ファン的には必修科目だからね。
・ジョージさんは「あたし上手~~」って言ってくれる方がいいな。
・「下手」って言われちゃうと、そうだね下手だね、ってなっちゃうし(苦笑)。
・「Top Hat,White Tie and Tails」の坂本さんにはトキメキしかない。
・かっっっっこいいーーーーーーーーーーーーーーーー!!
・すべてが格好良い。
・でもソロダンスはいろいろ頑張れ……
・そのソロの後、加賀谷兄弟に「どうぞ」ってする角度が特徴的で素敵。
・あとその時に妙に上目遣いなのが可愛いすぎて意味不明。
・しかしまさか男性でこんなに燕尾服が似合う人が実在するなんて……
・そりゃ「恋をするなら坂本昌行」ですよ。
・考える人ポーズ(違)の男性陣も見たかったけど、坂本さんがいる限り無理。

 


・テーブルをウェイターくんたちが休憩中にセットしてるの、だいぶ後半で知った。
・マッジさま降臨「The Piccolino」。
・宝塚時代から良くも悪くも変わらないあの面で圧をかける歌声、最っ高。
・そしてコムさんのコメディセンスが本当に最高。なんであんなに面白いの??
・三井さん格好良いーーー。
・加賀谷さんVer.も期間は短かったけど観られて良かったな。
・マッジさまとデイルちゃんの上着シノワズリーでとっても可愛い。
・着用時間が短くて勿体ない。
・「Wild About You」は本当にヤバかった。全てがヤバかった。
・コメディの教科書みたいな二度見も最高だし、「二人っきりで」も最高だし。
・多部ちゃんのクイクイッが、東京後半から坂本さんを見ないで指だけになって。
・ものっすごいワイルドで惚れた。
・からの、あのオジサンですよ。やらしすぎるでしょ(笑)。
・ちゃんとジェリーなのに、時々年相応?なオジサン感出すの本当にズルい。
・そして紅が妙に似合うのが本当に意味不明。
・益岡さんの飛びっぷり、体幹が鍛えられたのかどんどん綺麗に(拍手)。
・赤いドレスのマッジさまが美しすぎて、ここだけはミスキャストだったと思う。
・だって「毒を飲みたい気分」が全然効いてこないんだもん。
・え?マッジさまの方が美しいよ??って。
・そこをコメディセンスでどうにか補ってたコムさんGJなのだけど。
・そして、一瞬組んで踊るマサコムが麗しすぎて……
・いつかこの2人でのヒリヒリするようなオトナな心理劇でも観てみたい。
・♪Heaven~~の時点で毎回意識が飛ぶので「Cheek to Cheek」の記憶があまりない。
・だってあんなに甘くてトロけるような声で歌われちゃったら……ねぇ。
・ペアダンスについては、技術的には直したい所だらけではあるんだけど(汗)。
・でもそれを超える何かがあったよね。うまく言葉で言えないけど。
・からの、平手打ちされたあの表情(爆)。ほんっとああいうの上手いよなぁ。
・こういうのはTVで鍛えられたコメディセンスなんだろうな。
・・・・東京後半からはちょっとやりすぎ感もあったけれど(苦笑)。
・上手端から観たら、ソファーに投げ出した足の長さが5mくらいあった。
・「Better Luck Next Time」って実はかなり大変な曲じゃない?
・ステーキの笑いの余韻から始まり、途中ベディーニさんに引っ掻き回され(笑)。
・でも初日頃は手に汗握ったけれど、どんどん上手くなったなぁ多部ちゃん。
・今後も是非ミュージカルを続けてほしい。
・というか、ミュージカル界が放っておくわけがない!
・浅野さんのステップ、一瞬だけど小粋で素敵。
・マッジさま総攻め。美しいわぁ~~。
・「Latins Know How」はただただヤバかった(笑)。歌も踊りも上手すぎるでしょ。
・服が散乱した部屋に入ってきた時の、あのジェリーの表情(爆)。
・そして、ベッドに腰掛ける脚が長すぎる。
・時代なのか男性用はそういうものなのかわからないけど、燕尾のパンツが太めで。
・でも座るとちょっと脚にフィットするからか、長さと細さが強調されて素晴らしい。
・「(タップ踏んでるのは)ホレスよ!」って、ここだけは本当にホレスなんだよね。
・擦れ違いの中でここだけは真実なのが、ちょっと毒があってお洒落だなと。
・萬谷さんのあのなんともいえない空気感と間が素晴らしい。
・「名乗る機会をくれなかったじゃないか」って、甘い時と拗ねている時があって。
・私は断然甘い方が好き。でも、このセリフって実はすごくいやらしくない?
・「名前を聞かなかった」じゃなくて「名乗る機会をくれなかった」だよ。うひゃー。
・からの「ジェリーだよ。名前。ジェリーだ」って。もうっっっ。
・「Let’s Face the Music And Dance」はもともとすごく好きな曲だったので、
 坂本さんと多部ちゃんの歌で聞けて幸せ。
・多部ちゃんの鬼門な場所があって。先述の下手端注釈付き席で観た時も
そこで引っ掛かったんだけど、坂本さんが「大丈夫だよ」ってニコってされてて。
・いやもうそんなの恋に落ちるわ(怒)。
・一旦はけて出てくる時は、二人で割と素で笑ってることが多くて。
・なになに?何があったの??って気になるーー。
・「Outside of That I Love You」のお二人+バーテンダーくんも可愛い。
・コムさんの舌なめずりからのピンクシャンパンぴしっ、がヤバすぎる。
・♪うっとおしい!からの♪だ~~いす~~き~~~~って。
・「おこちゃまたち」とか「何があったか説明させてちょーだい」とか。
・おねえさまなマッジさまが素敵。
・なのに最後、坂本さんと多部ちゃんの間で「どうなるのどうなるの?」って、
 あんなに可愛くお目目キュルキュルさせてたなんて、知らなかった!!
・多部ちゃんの「失礼!」もあんなに可愛いとか。my楽で初めて知ったよぉ。
・いかにここは坂本さんしか観ていなかったか……
・ウェディングドレス云々の時の顔が、ベディーニさん側から見ると超腹立つ笑顔。
・でもベディーニさんもちゃっかり彼女見つけて、いい感じになってて良かった。
・プロポーズに対する応えの入りの音はあの音で正解だっただろうか?作品的に。
・妙に能天気な♪ちゃっちゃっちゃ~~、が毎回違和感で(苦笑)。


・上下から坂本さんと多部ちゃんが出てきて真ん中でペアになる、って。
・王道なスタイルがとっても嬉しい。
・一度坂本さんが指揮者さんを紹介するのを忘れていたことがあって。
・多部ちゃんや皆が困ってるのに、坂本さん堂々と客席に挨拶し続けて(爆)。
・拍手しながら隣の浅野さんに「やっちゃった」みたいに笑ってたの超可愛かった。
・あと上手側から観た時、ここの坂本さんの後ろ姿が超絶格好良かった。


・フィナーレナンバーは実はあんまり記憶がない。
・ただただ坂本さんを観ていた気がする。
・マッジさまとベディーニさんにも踊ってほしかったなぁ。
・そういえば最後のお辞儀でコムさんが膝を折った時によろけちゃった日があって。
・すかさず支えた益岡さん男前でした。
・お辞儀といえば多部ちゃんがオーブではちょっと不思議な角度だったけど(シッ)、
 梅芸では綺麗な角度になっていて良かった~。


・客出しの音楽、東京千秋楽と梅芸では手拍子が入ってて楽しかったな♪
・指揮者さんもかぶっているトップハットが段々しっくりしてったよね。
・東京千秋楽ではこの後にもう1回全員でのご挨拶があって。
・頑なに客席に手を振ってくれないベイツさんに、

 眉を下げて笑っている坂本さんがとってもキュートでした。

 


たーのしかったなーーー。大阪には行かない予定だったのに行っちゃったし。月初~月初だったので、東京初日と大阪千秋楽に行けなくて残念でした。

 

飛行機キャンセルの際の記録。

大雨の影響で7/7のお茶会@宝塚が中止になりました。前日の朝一の時点で関西圏の電車がほとんど止まっていたので、中止の連絡が来てホッ。

 

さて、航空券をキャンセル・・・って、変更不可の航空券なんだけど、こういう場合も規定通りにキャンセル料を取られるのかしら?キャンセルは初めてだけど、過去の経験上*1、直接言えばなんらかの措置は取られる気がする・・・ということで問い合わせ。今回はたまたまJALANAで取っていたのでキャンセルの手間は2倍だったけど、折角なので各社の対応の記録です。

 

 ・JAL

電話は20時まで。電話が繋がるのに時間がかかるだろうから、有楽町のJALプラザへ(18時半閉店)。事情を説明したら、係員さんはちょっと考えて「手数料なしで全額払戻します」*2。おぉぉ。話が早かった。支払ったカードに返金になるので、実際の返金は1~2ヶ月先。

  

ANA

電話は22時まで。19時頃からかけ始めて、ずっと話し中で繋がるまでに20分、そこからオペレーターに繋がるまでに15分。説明したら、オペレーターさん「ご予約の便は既に振替・払戻し対象です」(HP記載はなかったと思う)。そんなわけでこちらも手数料なしで全額払戻し*3。スカイコイン支払い分は即返金、カード分はJAL同様。

 

 地震と大雨で、連続での払戻しとなりました。どちらも通常の生活が少しでも早く戻りますように。

 

*1:台風と震災の時、空港カウンターで直談判して便を変更してもらえた。

*2:先得のキャンセル料は50%(払戻し手数料含む)。

*3:特割のキャンセル料は60%+払戻し手数料。

新幹線遅延の際の記録。

大阪の 地震発生当日に名古屋~東京間の新幹線を利用しました。EXカードで指定席予約していた新幹線が遅れていた場合の記録です。

 

7:58地震発生で全線運転見合わせ、お昼頃には運転再開。14:00頃に名古屋駅に行ったら、電光掲示板はまだ8:00台。15:00頃の新幹線をEX指定席予約していたのでネットで変更しようにも、一体何時のに変えたらいいの?と駅員さんに聞いたところ、、、

 

・こういう場合、ネットでの変更はできない。窓口で変更。

・変更なしで予約より前の新幹線の指定席に乗れる。空席があれば座って良い。

 

スニーカーだし最悪1時間半立っていくかと腹をくくり、そのまま入場して最初に来た新幹線に乗車。空席に座れて、名古屋駅を出て10分経っても誰も来ないからこのまま座っていける♪と思ったら、指定券を持った方が登場。がーん。が、その方が「車掌室で指定席に振り替えてもらえますよ」と。

 

行ってみると7号車にある車掌室で指定席の振り替えをしていて。私はもともと指定席予約済だったので、そのまま無料で座席指定をしてもらえました。もしその席に誰か座っていたら、ここに振り替えに来るように言ってくださいと。

 

指定をもらったのが15号車だったので、動いている新幹線の通路を荷物を持って8車両分移動するのはちょっと大変だったけど(汗)。無事座れてホッ。見た感じでは、7号車は座りきれなくて立ってたり、ドア付近で地面に座っている人もいたけど、グリーン車を越えて13~15号車くらいでは空席多数でした。

 

次にもし何かあったら、最初から13~15号車に乗るか・・・でもちゃんと指定をもらえた方がいいから車掌室があるとこの方がいいかな!?

 

振替については車内アナウンスしたり、車掌さんが回るということはしていないそう。でもHPを見たら「駅窓口が混雑等のため、変更できない場合は、ご希望列車にご乗車いただき、列車の車掌にご相談ください。空席があれば、指定席にご案内するなどの対応を行っております」と記載が。*1

 

新幹線でこういう事態に遭遇したのは初めてだったので、記録でした。

 

 

ところで今回は指定席を先に取ってあったけど、当日乗る直前に購入予定だった場合はどうなったんだろう?ネットで買えたのか、それとも窓口の長蛇の列に並ばねばならなかったのか・・・。

 

あと、乗った新幹線は5時間18分遅れだったんだけど、こういう場合も特定額の払戻しに該当するのかな?私はさほど問題なく帰ってこられたから特に希望はしないけど、「運休や2時間以上の遅延が発生した場合は、EX予約専用ICカードにより自動改札機にて取得した記録により、以下のとおり定められた額を決済用クレジットカードへ返金させていただきます。自動的に返金させていただきますので、会員様ご自身での払戻手続きは不要です」と。*2(追記:2日後に一部払い戻しの通知が来ました)

 

 

ちなみに東日本大震災の時は大阪にいて、帰り(震災3日後)の航空券は変更不可の早割系で購入済。HPに「電話で変更対応」とあるも、電話は全く繋がらず・・・。取ってあったのが最終便だけど、京急線が終日運休になっていて羽田空港からの帰りが大変なので早めたいと思い、当日伊丹空港の窓口で早い便にできないか直談判。でも私の対応をしてくれた方は「(早く帰りたいのは)お客様の都合ですよね」って・・・えぇぇ、そうといえばそうだけど、でもニュース見てないの???でも隣で友だちの対応してくれた方は話が早くて、その方がこちらも一緒に早めてくれてホッ。バスは動いていたけれど、3月だから夕方でも既に暗い上に節電で真っ暗。少しでも早く帰れて良かった。。。

 

あと、歩ける靴を持っていくのも大事。遠征だとどうしても乙女心でヒール靴で行ってしまいがちで、今回はたまたまその前にがっつり歩く観光だったからスニーカーだったけど。ヒール靴で大阪方面に帰る友だちは、名古屋駅でぺたんこ靴を購入していました。そうそうあることではないし、あってほしくはないけれど、たとえ1泊でも歩ける靴で行くか持っていくかをした方が良いなと。

 

そして↑に反してしまうけど、荷物を減らすのも大事。私は荷物を宅急便で送ってしまう派なので何でも旅行バッグに入れちゃうんだけど、東日本の時は物流がストップして宅急便を送れず、大荷物を担いで帰ることに。以来、だいぶ減らすようになりました。まぁ、以前と今の遠征形態が違うということもあるけどね(笑)!?

『TERROR テロ』@紀伊国屋サザンシアター

参審員として裁判に立ち会って(=観劇して)、いろいろ思うところがあったので覚書。観劇記録や感想ではなく、自分がどう考えたのかを書いて整理しようとしたものです。

 

www.parco-play.com

 

~本裁判の内容~
2013年*17月26日、ドイツ上空で民間旅客機がハイジャックされた。犯人であるテロリストたちは、7万人が熱狂しているサッカースタジアムに飛行機を墜落させて多数の命を奪うと共に、世界的なニュースになることを目論んでいた。しかし、緊急発進したラース・コッホ空軍少佐は、独断でこの旅客機を撃墜した。

 

乗客164名の命を奪って、7万人の命を守ったコッホ少佐の行動は有罪か、無罪か?(公演HPより)

 

↓ヒントになるかもしれない、ドイツの航空基本法

http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/223/022302.pdf

 

 

私は悩んで、結局無罪に投票。無罪と考えた根拠は以下の通り。

 

  • 乗客164名の命が助かる確率は低かった。

 乗客がコックピットに突入しようとしていたことが、マイザー氏から夫人に向けたショートメッセージでわかっているが、撃墜した時点で突入前だったのか、突入(しようと)して失敗していたのか、もしくは突入が成功してテロリストを制圧していたのかはわからない。少佐が撃墜したのは、スタジアムに墜落しないギリギリのところ。中の様子は見えず、コックピットから無線の応答はなかった。

 

 より多くの確実に助けられる人命を優先しようという考えは、正しくはないけれども間違ってはいないと思う。
  
 ただし「飛行機に乗っている時点でテロの道具となりうることを容認している」という少佐の意見には同意しかねる。

 

  • 少佐が有罪となった場合の今後。

 今回少佐が有罪になってしまったら、今後はハイジャックされたら墜落するのを見守るだけということになり、そのような国家と認められたら、ますますハイジャックが増える可能性がある。

 

 犯人以外が乗っている旅客機の撃墜は許可されて良いとは思わないが、現時点では撃墜以外にハイジャックされた旅客機に対抗する手段がない(まず、ハイジャックされないようにするのは当然ではあるが)。憎むべきはテロリストであり、テロの被害をおそらく最小限にとどめた少佐を有罪としてよいのか。

 

 勿論、少佐が164名を「殺害」したことに間違いはないので、その点については責めを負わねばならないと思う(少佐はその責任について理解していると思われる)。

 

 そして、国防大臣(代理だっけ?)(=軍)が撃墜命令を出さなかったことについては、深く議論されるべきである。撃墜は人道に反するとして違憲とされていたことは事実であるから、撃墜させないとした軍の判断自体は間違いとは言えない。しかしスタジアムの観客を避難させられる時間があったのにさせなかったのは、7万人の観客がいれば少佐は命令に背いて撃墜すると、軍は確信していたということにほかならない。もし避難させることになっても、パニックになった7万人を本当に15分で避難させられるのか。また、その様子が上空のテロリストから見えたとしたら目標地点を変更するかもしれない。だからこそ避難させずに・・・と。軍が少佐個人に責任を押し付けたのではないだろうか。

 

 

私が観劇した回(1/26、19時)は38票差で有罪。東京公演では有罪無罪が半々。

 

  • 人が人を裁くことの重さ。

  「有罪。被告を無期懲役とする」という言葉を聞いた瞬間、とても怖くなった。観劇中、膨大なセリフを聞き、そして投票するまで、考える時間は長くはない。架空の設定ではあるけれど、実際にこうして人が人を裁けてしまうことが恐ろしい。

 

  • 海外ではほぼ無罪。日本ではこれまでは多数が有罪。

 日本は「爆撃」にマイナス感情が大きいことと、ヨーロッパほどテロの脅威にさらされていないことが要因かと。

 

  •  自分が搭乗していたら。

 もし自分が搭乗していた飛行機がハイジャックされて撃墜されるとしたら・・・自分の命が助かる可能性がないのであれば、できるだけ他者は巻き込みたくない、テロの道具にはなりたくない。実際、もし自分たちがテロリストを制圧できたとして、でももう飛行機は墜落するしかないとなった場合、少しでも被害が少なくなるよう、何もない場所に墜とそうとするのではないか。
 
 勿論それが自分たちが選んだ最善の道としての墜落なのか、守ってくれると信じていた相手に一方的に撃墜されたのか、という違いは大きい。

 

 でも爆撃されて墜落して、しかも遺体を回収できないほどの状況になることを考えれば、案外本人的には死に向かう苦しみはそこまで長くは続かないのかなと・・・。現段階で特に自分が生きねばならない理由のない私にとっては、どちらにしても死ぬのであれば、撃墜されること自体はそこまで悲観することでもない気がした。あくまで私は。これは本人の環境、そして死生観や宗教*2などによるかな。

 

  • 自分の大切な人が搭乗していたら。

 ピンとこないので、もし自分がマイザー夫人だとしたら・・・。台詞で何度も言っていたように、マイザー氏がコックピットに突入できていたのかを知りたい。突入した上でテロリストを制圧できず、被害を最小限にするために撃墜されたのなら、「名誉の死」としてどうにか自分を納得させられる。させるしかない。そこを不明とされているから、撃墜されず突入できていたら・・・と恨んでしまう。いっそ嘘でもいいから「コックピットに突入したけれど、テロリストを制圧できなかったようだ」と言ってほしかった。

 

 少佐が有罪判決になったら・・・。夫を殺した犯人が有罪となれば、その時は溜飲が下がるし、おそらく遺族への補償も大きいだろうから、これから子供を育てていく経済面では助けになる。しかし有罪=撃墜は以降一切できないとなれば、自分と同じような遺族は減るけれども、テロによる甚大な被害が増える可能性がある。そうなったら夫は無駄死にとなるのではないか。

 

 ・・・でも無罪になったら・・・
 
 彼女は判決が出る前に法廷を去っている。結局は判決がどちらであれ、夫が帰ってこないことに変わりはない。この後も生きていかねばならない人たちの心を少しでも救える方法はないのか。 

 

  • 命の重さ。 

 状況は全く違うけれども、3.11で寝たきりのお年寄りを助けようとした消防団員たちが津波に飲まれて亡くなったという話を聞いて、正直、残りの命が長くないであろうお年寄りを助けるために、まだまだこれから生きる時間を持っていたであろう若い人たちの命が奪われたことが残念だと思った。つまり私は、他者の命を無意識に天秤に掛けていた。

 

 けれど消防団員の家族の方は「そういうことがあれば真っ先に助けに行く人だから仕方ない」と。実際、お年寄りを見殺しにしたらその人は一生後悔しながら生きなければならなかっただろうし、巨大な津波が来るとわかっていたとしても、助けに行くという選択肢しかなかった人なんだと思う。

 

 命の価値の優劣は他者が決めるものではないし、その重さは常に平等であるべきである。

 

 

自分の中の現段階での結論は、やはり無罪かなと。

 

それはあくまで「(164人を殺した)殺人罪」というものに対して、「無罪」か「有罪」かしかない中で、「有罪」とは言い切れないという意味、そして全責任を少佐が負うべきとは思えないという意味で「無罪」。命令を無視した、という点については「有罪」といえると思う。ただ、少佐は「その命令を2回聞き返した」と言っているように、軍としてはそのような場合は撃墜するのが当然という考え方だった。要するに、軍が責任を少佐に押し付けたと言える。彼がもし撃墜回避の命令に従っていたとしたら、後々軍の中で彼は消極的に抹殺されたのではないだろうか。軍は違憲であったとしても撃墜命令を出し、その上で少佐個人ではなく軍が裁かれるべきだったと思う。

 

検察官は「個人のモラルや良心ではなく、憲法によって判断されるべき」と言っていた。それももっともだと思う。けれども、そうとは言い切れない場合もある気もする。明確な正解不正解だけでは割りきれない、とても難しい問題。

 

なんというか、観劇というより本当に裁判に参加したような、とても良い体験でした。これから原作を読みます。

 

*1:上演では2017年。公演日前年の設定?

*2:ちなみに私は明確は信仰はないけれど、環境的に仏教寄り。